人生後半勝負おやじの奮闘記

中年おやじのしくじり人生の振り返りを切々と語るブログです。

夏なので怖い話でも・・(3)

短編を書くつもりが文才がないもんでついつい長文になってしまっています。


今回こそ短編にまとめるぞ!・・と意気込んでみました。


・・・・。


『A君?』(タイトルです)


私には 『A』と言う名の部下がおります。


とある日の事。


事務員が私にこう言うのです。


『あれA君は・・?』と。


Aなら第二工場で作業中の筈やけど・・?


と答えると、


『え・・?今管理事務所の前をA君が通っていったからこれ(何かしらの封筒)を渡そうと思って慌てて追いかけてこっち(今居る現場事務所)に来てんけど・・』


と言います。


と言われても、Aは朝の打ち合わせが終わってから直ぐに第二工場に向かったまま一度もこっちには戻って来てないんですけどね・・・と私。


お互い解せない表情のまま二人で第二工場に向かったんですが、汗と油にまみれたAが高所で作業をしていました。


聞くとやはり現場事務所どころか朝から一度もこの高所から降りても来ていないとの事でした。


う~~~~ん・・と首を傾げた事務員ですが、本人がそう言うのですから間違いないでしょう。


その日から数週間後の事。


外廻りから帰ってきたら私宛に荷物が届いたので取りに来て欲しいと内線があったので管理事務所まで取りに行ったんです。


その時管理事務所の前を通り過ぎて行くAの姿を見ました。


荷物を受け取り管理事務所を出ようとした時、別の事務員からB君にも荷物が届いてるからついでに持って行って欲しいと頼まれたのでそれも受け取り管理事務所を後にしたんです。


BはAとコンビで仕事をしてますので、B宛の荷物をAに届けて貰おうとAが向かった方向に追いかけたんですが結局Aとは出会えずBに直接渡しに行きました。


そこにはAの姿は無かったです。


ちょっと気になったのでBにAの居場所を聞いてみると意外な返答が返って来ました。


朝の9時過ぎぐらいに急に営業課長と一緒に車で出て行きましたよ。何かしらトラブルがあったらしく、その対応だと言ってましたけど・・。


OOさん(私の事)が外廻りで居ないから私(B自身)からOOさんに報告してくれと言われたんですが私も朝からOOさんが外に出て以降会ったのが今なので報告が今になってしまって済みません。


との事でした。


と言う事はさっき私がAを見た時はAは社内に居ないと言う事になります。


先日の事務員とのやり取りが思い出されました。


ちょっと気持ち悪いな・・・と思ったその日からまた数週間後・・。


Cが私にこう言うのです。


Aさんって今日お休みですよね?


そうやけど何でそんな事今更聞くんや?


と私は言いました。


何故なら私とAとBとCは同じ部署。


朝は上記の4人に加えてもう二人の計六人で朝の打ち合わせの席で顔を合わせています。


その席で今日はAはお休みだと伝えた席にCは居ましたしその場にAが居ない事も知っています。


Aからの休暇願いの電話連絡を私が受けている時もすぐ近くでCはその電話の会話を聞いています。


なのに何故今わざわざそんな事を聞いてくるのかが不思議でならないんです。


で、何故?と聞くとCは腑に落ちない表情でこう言いました。


さっき管理事務所の前を歩いているAさんに凄く似た人を見たんで僕も不思議に思ったもんで聞いてみたんです・・・と。


え???と思わず大きな声を出したもんですから凄くCは驚いていました。


正直Aとシルエットが被る人間など我が社には絶対に居ないのです。


理由は・・・まあ相当特徴的な体型と言うか見た目なんですよ。


ですからAと誰かを見間違える事は同じ社員同士ならまずありえない話。


だとしたらCが見た人物は・・A・・?な訳ありません。


数ヶ月前の事務員、数週間前の私、そしてこの日のC。


3人に共通するのが管理事務所前を通り過ぎていくAと思しき人物。


全く同じ場所で同じ行動をしている瞬間を目撃していますね。


一応気になったんで大先輩方にこの会社で起きた事件や事故の話を伺いました。


するとあるあるですが過去に加工機絡みでの死亡事故が2件ほどあったらしいです。


だとしたらその大先輩が我々後輩の安全の為に見回って下さってるんだと思う事が一番良いのではないかと考えました。


因みにこの謎の作業員目撃事件の話は5年ほど前の話になります。


あれから謎の作業員の目撃話は聞いてません。