人生後半勝負おやじの奮闘記

中年おやじのしくじり人生の振り返りを切々と語るブログです。

そして社会人へ~苦悩の日々・・4

複雑で汚れた大人の事情・・。


通称ドラフト会議と呼ばれる会議では若い社員の正式な配置決めを行う為に行われるだけではなく、もう一つの理由があるんだと係長が言ってました。


私達が入社した時に配置された部署がそれぞれにあった訳です。


入社後1年間ほどその部署で働き入社から丁度1年たったころから他部署への研修が始まります。


他部署へ研修に来た2年目の社員がこの1年間でどれだけの仕事を身に着けれたのかを他部署の課長や係長に評価をされると言う目的もあるんだそうです。


そこで私もそれぞれ他部署の課長にこの1年間の評価をされたんです。


確かに研修中は本当に雑用ばかりの日々でしたが、自部署ではそれなりに頑張れていたと思ってました。


ですので風貌だけでこの様な他部署の課長方から低い評価を受けていたとしたら心外ですし、研修中の頑張りも評価の対象と言う事でしたのでその研修中も何処の部署でも全くと言っていい程仕事をさせて貰えずでしたのでそこだけを見られていたと言うのなら余りにも不公平ではないかと係長に行ってみました。


だって他の同期は研修中は本当に様々な勉強をさせて貰っていたと言ってましたからね。


すると少し黙ってから係長が重苦しく口を開いたのです。


『最初に言っておく。切れずに聞いてくれよ。』


『本当はお前の様な若い奴にこの話をするのは絶対にいけない事だし自分は係長失格になるかも知れない。しかし余りにも理不尽でお前が可哀そうだから敢えて話をする。』


『このドラフト会議は実はお前ら若い奴の評価をすると言うのは表向きの話で本当は課長や係長の昇進の為の評価が真の目的なんや。』


と言われました。


それを聞いた私は?????状態です。


そして係長は続けました。


『まずお前の上司にあたる第一製造部課長の事なんやが、はっきり言って他の部課長連中全員から滅茶苦茶嫌われとる。嫌、嫌われてると言うより相当恨まれてるんや。』


ここで整理しておきます。


全部で10人以上居る課長や係長は平均して40歳前後と言う年齢層で、私の上司の第一製造部課長だけが57歳と言う状況です。


その10人以上居る課長や係長が入社した際に私の上司の下で働いていた方がなんと8人居るそうです。


その8人全員が若い頃に私の上司から本当に不当で理不尽な評価をされ凄く辛い時期を過ごして来られたらしいのです。


気に入らないと言う理由や、結構優秀だった人間が近い将来自分の立場を脅かすかもしれないと言う恐怖から無茶苦茶な部署に配置換えさせられたりと本当にやりたい放題されてたんですって。


遠縁とは言えこの私の上司は会社の経営者一族と血縁関係にあるらしいので周りの人間はこの人のやりたい放題に口出しが出来なかったらしいんです。


で話は戻り、ドラフト会議で私達の評価がされるのと同時にその評価対象の社員の指導力も問われると言うものだったんです。


今回の場合、私は全部署の課長から低評価を下されていました。


と言う事は同時に私の上司も低評価されている事になるのです。


そうなんです。


私が研修中に仕事をさせて貰えなかったのは研修中の力量評価を下げる為だったんです。


それは私に問題があっての仕打ちではなく、私の上司に対しての無言の攻撃だったんです。


実は毎年毎年この様な事は行われているらしく、私の様に第一製造部に配置された社員はほぼ例外なく私の様な理不尽な仕打ちをされていると言うのが現実らしいのです。


要するに私はこの課長の評価を最大限下げる為の道具として利用されたと言う事になるんです。


はっきり言ってこのドラフト会議で再び第一製造部に配置された事もほぼ全ての部課長から総すかん喰らっているこの上司の下で働く事も嫌では無かったんです。


でもね、一つだけどうしても納得出来ない事があったんです。


続く。